ももとの梁

ももとの古民家は、天井の板が外され、梁がむき出しの広々とした空間が広がっています。

まるで山小屋のようなこの梁は、かつて大浜村の開拓時に伐られた木。


村人たちが「いつかまた使う時が来る」と大切に保管していたものだそうです。


その木は時を超え、ももとの家の天井梁として再び命を吹き込まれました。

地域の歴史と想いが宿るこの家は、1972年、本土復帰の年に建てられたもの。


「復帰っ子」と呼ばれる世代と同い年というのも、なんだか感慨深いものを感じます。

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